バスツアーの一人参加は気まずいの？おひとり様でも楽しむコツを紹介

以前は年配者向けのイメージがあったバスツアーですが、最近は幅広い層から人気が集まっています。

バスツアーは個人旅行に比べるとリーズナブルで、宿泊や交通機関の手配の手間もかからないため、思い立ったときに手軽に行けるのが魅力の一つです。

ですが、一人で参加して気まずい思いをしたら嫌だな、と二の足を踏んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、おひとり様でもバスツアーを満喫するためのポイントを紹介していきます。

バスツアーの一人参加は気まずいのか

バスツアーの一人参加で気まずさを感じるかは人それぞれですが、気まずさを感じる可能性がある場面を具体的に見ていきましょう。

参加者の客層が合わない

ツアー内容や運営会社によって、男女比率や年齢層に偏りがある場合があります。

例えば自分が30代女性であるのに、高齢男性や学生グループが多いツアーに参加した場合、気まずい思いをしてしまう可能性があります。

また、一人で参加しているのが自分だけの場合も居心地が良くないかもしれません。

バスで隣の席の人と気が合わない

バスの座席は基本的に指定席ですので、隣席の人と気が合わないこともあります。

例えば

• 静かに過ごしたいのにずっと話しかけてくる
• 共通の話題が無い
• プライベートな質問をしてくる　など

食事で相席になる

食事の際に気の合わない人と相席になったり、友人同士で参加している人のテーブルに混ざって座らなければいけないこともあるでしょう。

そのような場面で気まずさを感じると食事に集中できないかもしれません。

おひとり様でもバスツアーを楽しむポイントとは

ポイントを押さえれば、おひとり様でもバスツアーを楽しむことができます。

ツアー中に気まずい思いをしないための対策を紹介していきます。

「おひとり様向け」ツアーに参加する

一人参加の場合は「おひとり様歓迎」や「おひとり様限定」のツアーがおすすめです。

特に「おひとり様限定」ツアーは、全員一人なので浮かないですし、バスの座席も1人2席確保（相席がない）が多いので気兼ねなく参加できるでしょう。

運営会社に客層を問い合わせる

会社によっては申込者の客層（人数・年齢層・男女比・ひとり参加の人がいるか等）の問い合わせに応じてくれます。

ツアーを選ぶときの参考にしたり、事前にツアーの雰囲気をイメージして心の準備をすることができます。

バス移動中のアイテムを持っていく

バスで隣席の人と話したくない場合、「話しかけないで欲しい」と直接言ったら気まずくなってしまいます。

アイマスク・イヤホン・本などを用意しておき、静かに過ごしたいアピールができるようにしましょう。

逆に、他の参加者とコミュニケーションをとりたいなら、お菓子や酔い止めを多めに持っていけば、おすそ分けすることで会話のきっかけにできるでしょう。

他の参加者に迷惑を掛けない

大前提としてバスツアーは団体旅行です。ルールを守らないと、添乗員さんや他の参加者に嫌な顔をされ、結果気まずい空気になってしまいます。

具体的には

• 注意事項や集合場所の案内を聞いていない
• 集合時間に遅れる
• 添乗員さんを独占する
• 食事の際の飲酒や、観光地での試飲で泥酔する　など

このような行為をしないように気を付けましょう。

添乗員さんを頼る

添乗員さんは一人参加の方が孤立しないよう気を配ってくれることが多いです。

トラブルがあった時相談できるのはもちろん、話し相手になってくれたり、写真撮影をお願いすることもできます。（ただし、前述のように添乗員さんを独占するのはNGです。）

困ったことがあったら添乗員さんに相談できると思えば、リラックスしてツアーを楽しむことができるでしょう。

バスツアーに一人参加するメリット

バスツアーに友人同士や家族で参加するのはもちろん楽しいですが、一人参加ならではのメリットも多くあります。

一つずつみていきましょう。

自分の好みでコースを選べる

一口にバスツアーと言ってもその内容は、グルメ・温泉・果物狩り・ショッピングなど多彩です。中には当日まで行先がわからないミステリーツアーなどの変わり種も。

同行者がいる場合、コース選びで意見のすり合わせが必要ですが、一人なら自分が本当に参加したい商品を選ぶことができます。

すぐに申し込める

バスツアーは個人旅行に比べて手軽に申し込めるのが魅力ですが、同行者と日程調整が必要だと申し込みに時間が掛かります。

季節限定など人気のツアーは、同行者から返事が来るのを待っているうちに満席になってしまう場合もあるでしょう。

その点一人参加なら、気になるツアーがあればすぐ申し込めます。

団体行動と一人行動の良いとこどりができる

行動の自由度では「一人旅行」が最上級ですが、知らない土地でトラブルが起きたら…と考えると少しハードルが高いですよね。

その点バスツアーなら団体旅行の安心感はありつつ、一人行動の自由を満喫することができます。

普段関わらない人と話ができる

一人でツアーに参加していると、同じく一人参加の方と話す機会も増えるでしょう。

普段の生活では関われないであろう年代や境遇の方と話すことも旅ならではの楽しみです。

実際ツアーで出会った人と意気投合して、友人になる方もいます。

バスツアーの一人参加は添乗員とも気まずい？変に思われる？

バスツアーの一人参加は、添乗員目線から見ても変に思われることはありません！

むしろ、近年では一人で旅行を楽しむ文化が広がっており、一人参加者は珍しい存在ではなくなっています。

添乗員は、参加者が安全に楽しく旅行できるようにサポートするプロフェッショナルです。

彼らにとって最も重要なのは、参加者全員が快適に旅行を楽しむことであり、そのためには一人参加者にも気配りやサポートを惜しみません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バスツアーの一人参加で懸念される気まずさは、事前準備や少しの工夫で回避することができます。

メリットも多いので、気になるツアーがあれば勇気を出して参加してみてはいかがでしょうか。